Gmailの容量が足りなくなってきた時の対処方法

記事をシェアする

gabrielle_cc / Pixabay

Gmailは15GBまで無料で利用できるが、添付ファイル付きのメールをやり取りしていると容量が不足してくることがあるので、その対策方法を紹介しよう。

 

対策1:添付ファイル容量の大きいメールを一括削除する

本来であれば容量の大きい添付ファイルだけを削除すれば良いのだが、Gmailには添付ファイルだけを削除する方法がない。時間に余裕のある人は外部のメーラー(OutlookやThunderbird)を使い、IMAPでアクセスして添付ファイルだけを削除するという方法もあるが、一つ一つ削除する必要があるので大変な手間がかかってしまう。
一定容量以上の添付ファイルのあるメールを一括で削除する方法は下記の通り。

PCのブラウザからGmailにアクセスし、画面上部の検索ボックスに「has:attachment larger:5MB」と入力して検索してみよう。
※赤字部分の数字は利用状況に合わせて任意で変更すること。最大25MBまで。

検索ボックス

 

添付ファイルが5MB以上あるメールのみ表示されるので、左上のチェックボックスをチェックしてメールを全選択する。
※削除対象にはスレッド全体が含まれる。
※メール本文に画像ファイルが埋め込まれているメールには、クリップマークが付かない場合がある。

メール検索結果

 

この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択する」をクリックすると、検索結果のページに表示されたメールだけでなく、該当するメール全てが削除対象となる。

メール検索結果-削除

 

画面上部のゴミ箱のアイコンをクリックすると、選択されたメールはゴミ箱に移動するので、画面左側の「ゴミ箱」をクリックして表示された画面で「ゴミ箱を今すぐ空にする」をクリックして完全に削除完了となる。

 

対策2:一定期間以上前のメールを一括で削除する

対策1と同じように、例えば検索ボックスに「older_than:5Y 」と入力すると、現在から5年以上古いメールが表示される。別の方法として「older:2015/12/31」と入力すると、2015年12月31日以前のメールを表示させることができる。更に、添付ファイルがあるメールだけを削除したいのであれば、「has:attachment older_than:5Y」や「has:attachment older:2015/12/31」と入力する。添付ファイルの容量も指定したい場合は「has:attachment older_than:5Y larger:5MB」や「has:attachment older:2015/12/31 larger:5MB」と入力する。
※赤字部分の数字は利用状況に合わせて任意で変更すること。

あとは対策1と同様に削除すれば完了となる。

 

対策3:有料プランにアップグレードする

Gmailにログインした状態でhttps://one.google.com/storageにアクセスすると、現在使用中の容量が確認できる。保存容量が残り少ない場合、「Google One にアップグレードすると容量を追加できます」のところで、100GB、200GB、2TB、10TB、20TB、30TBの中から利用したいものを選択してクレジットカード決済をすればアップグレード完了となる。

やり取りしたメールはすべて残しておきたいという人や、GoogleドライブやGoogleフォトもフル活用したい人はこの方法一択となる。

記事をシェアする